このページでは、ヘアカラーをしている方に知っていてほしい
「ヘアカラーの全知識」
を美容師が解説していきます。
髪を染める色を決める
まずはどんな髪色にしたいかですよね。
髪の色は
- 明度
- 彩度
- 色味
これらの要素が組み合わさって決まります。
まず、髪をどのくらい明るくしたいのか(明度)これを決めていきましょう。
髪色の明るさを示すレベルとトーン
よく髪の明るさのレベルとかトーンとか言ったり、聞いたりしませんか?
少しごちゃごちゃになっているので整理すると
- レベルは髪の明るさ(明度)
- トーンは髪の明るさ(明度)+ 鮮やかさ(彩度)
鮮やかさは髪本来が持っているメラニン色素によって左右されることもあるので、トーンは美容師側がコントールすることになります。
例えば、赤い髪色にしたいなら、鮮やかな赤が良いのか、くすんでいる赤が良いのか相談すると良いでしょう。
その他にあなたが決めるのは15段階で分かれている明るさのレベルということになります。
どんな色味に染めるか
髪の色はもともとのブラウンの色にカラー剤の色素である赤・青・黄・紫・オレンジ・グリーンを組み合わせたりして染め上げます。
どんな色に仕上げたいのかもしっかり決めておくと良いでしょう。
自分が似合う髪色がわかるパーソナルカラー診断
自分はどんな髪色が似合うのかいまいちわからないという方はパーソナルカラー診断を受けてみると良いです。
美容室によっては取り入れているところもありますが、以下の記事を参考にしてみてください。
ヘアカラーによるダメージ
ヘアカラーをした時の髪へのダメージはカラー剤の中に含まれているアルカリ剤が大きな原因です。
このアルカリ剤がメラニン色素を壊し、髪の明度を上げいくのです。
ですので、髪を明るい仕上がりにするほどダメージは大きくなります。
対策は?
対策としては、アルカリカラー後に髪に残りやすい残留アルカリを除去するようなヘアケアが大切です。
後で紹介しますが、カラー用シャンプーやトリートメントでカラー施術後の7日間程度は使うことが良いでしょう。
ヘアカラーの退色の原因
ヘアカラーの退色の原因は様々なことがあります。
- ヘアカラーによる髪のダメージ
- 紫外線の影響
- ヘアケアの怠り
- 髪を乾かさない
などでしょうか。
どれもすぐに直せることばかりですので、この機会に少し注意してみてください。
カラーしている髪のためのヘアケアアイテム
ヘアカラーを長く楽しみたい、退色をなるべく遅らせたいという方のためのヘアケアアイテムをご紹介します。
カラー用シャンプー
洗浄力がマイルドで、カラーを退色を抑えるカラー用シャンプーを使うことはヘアカラーの色持ちをアップさせます。
詳しくは以下の記事をぜひご覧ください。
カラー用トリートメント
シャンプーと同じようにトリートメントも組み合わせて使うことによってカラー毛には良いです。
特にカラー用トリートメントは傷みがちなカラー毛の補修も兼ねているので必ずつけたいですね。
以下の記事をあわせて読んでくださいね。
最後に
ヘアカラーをしている方は多いですが、しっかりケアしている方はそんなに多くはありません。
少しでも役立つように今後もカラーに関することは追記していきますので、またのぞいてみてくださいね。