このページでは、
「コスメパーマ」
の特徴やメリットを解説していきます。
コスメパーマとは化粧品分類のパーマ液でかけるパーマ
まず、パーマには大きくわけてニ種類あります。
- 医薬部外品(シス・チオなど)でかけるパーマ
- 化粧品分類(コスメ)の薬でかけるパーマ
この化粧品分類のパーマ液でかけるパーマを「コスメパーマ」と呼んでいます。
ちなみに・・・
コスメパーマには
- システアミン
- サルファイト
- チオグリセリン
- ラクトンチオール
などのパーマ液の種類があります。
これらを組み合わせて使うこともありますが、システアミンのパーマ液がほとんどです。

ちゃん
じゃあさ、医薬部外品のパーマ液と化粧品分類のパーマ液は何が違うの
医薬部外品と化粧品のパーマ液の違いでもっとも大きいのは薬事法で
- 医薬部外品同士を同日に施術してはいけない
- 医薬部外品と化粧品は同日に施術することが認められている
という違いがあります。
例えば、ヘアカラーは医薬部外品を使って髪を染めますので、医薬部外品でかけるパーマとカラーはその日に同時にできないのです。

ちゃん
へぇ、そうだったんだ。美容室で化粧品分類のものって他にないの?
化粧品分類のものはワックスや洗い流さないトリートメントなどのスタイリング剤もそうですよ。
だから、パーマした後やカラーした後でもスタイリングが付けられるわけです。
ではコスメパーマにはどんな特徴があって、メリットがあるのか解説していきます。
コスメパーマの特徴とメリット
ダメージレスなのにしっかりかかる
コスメパーマの一番の特徴は医薬部外品のパーマに比べて圧倒的にダメージが少ないことです。
コスメパーマを10回連続でかけても、医薬部外品のパーマを1回かけるよりダメージがないと言われています。
放置時間が短くてもかかる
化粧品分類のパーマ液は分子量がとても小さく、髪の中に浸透するスピードが速いです。
そのため、従来のパーマより短い時間でも効率良くパーマをかけることが出来ます。
カラーと同日施術ができる
医薬部外品のパーマ液でパーマをかけたら、同日にカラーリングをすることは法律で禁止されています。
コスメパーマは化粧品分類なのでカラーと同日施術が可能です。
1日でパーマもカラーも終わらせたい人には嬉しいですね。
パーマ独特のニオイが気にならない
パーマをかけると、あの独特のアンモニア臭が嫌という方も多いはず。
コスメパーマは今までのような鼻につくニオイはあまりありません。
またしっかり後処理をすれば、髪に残るニオイはほとんどないので、パーマをかけたいけどニオイが気になるという方にはオススメです。
コスメパーマのお手入れ方法
コスメパーマのお手入れ方法も基本的にはパーマのお手入れ方法と同じです。
シャンプー
パーマ用シャンプーを使うとパーマが長持ちします。
残留アルカリを除去するものが良いです。
パーマをかけたその日はシャンプーをしない方が長持ちします。
トリートメント
トリートメントもやはりパーマ用トリートメントを使うと長持ちします。
特に髪内部のCMCというところの成分を補給できるものを選ぶと良いです。
また、トリートメントをつける時は毛先中心に付けることも大切です。
乾かし方
髪は必ず乾かしてから寝ることです。
引っ張ったりはせず、下からカールを持ち上げるように乾かすと長持ちします。
スタイリング
水分量が多いスタイリング剤を使うとカールがはっきり出てスタイリングしやすいです。
下から持ち上げるように付けると良いです。
まとめ
いかがでしたか?
ここまでみてみると、ほとんど良い事づくめですが、髪質によっては医薬部外品のパーマ液が合うという人もいます。
ですが、コスメパーマは髪へのメリットが多いので、オススメです。
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